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全日本中学校技術・家庭科研究会のあゆみ
新設教科の誕生
 昭和33年3月に、科学技術教育振興策の一環として中学校に技術・家庭科を新設することが答申された。これは、前年10月のスプートニク1号に触発された教育の近代化の一環でもあったであろう。ただ、仄聞するところによると、教科名は、「技術科」が原案であったということであるが、公表直前に「・家庭」が付加されたということである。もし、原案通りの名称だったら、数次の改訂を経て、「情報基礎」という領域が新設された今日、どんな教科に育っていたであろうかと感慨無量になる思いがする。
 技術・家庭科は、職業・家庭科の改称ではなくて新設教科という立場であり、意気盛んなものであった。免許法も改正になり 、「技術科」を指導するためには、その免許を取得することが求められるとともに、そのための認定講習が全国的に実施された。このことが、技術・家庭科に活力を与えるエネルギー源であり、我々の仲間意識を醸成し全国組織の支えになったものといえる。
 昭和37年度からの完全実施を目指して35年度から移行措置に入った。36年(5月)になって、産業教育振興会を母体として技術・家庭科研究会の全国組織結成の決議が採択され、田島寛一氏(当時の職業家庭科研究会長)が代表者となって、設立の準備にと実際的な活動に入った。その折り、第1回全国大会を群馬県桐生市で37年10月に開催することを決議した。
 
 表1 技術・家庭科発足時の各学年の領域と授業時数の標準 (昭和37年度より) 
男   子   向   き 女   子   向   き
項目/学年 1 2 3 項目/学年 1 2 3
設計・製図 25 30   55 設計・製図 15     15
木材加工 40 25   65 家庭工作 10 10 10 30
金属加工 20 30     家庭機械 10 20 20 50
栽   培 20       調理 25 30 25 80
機   械   20 25 45 被服製作 45 45 40 130
電   気     45 45 保育     10 10
総合実習     35 35           
105 105 105 315 105 105 105 315


第1全国大会の開催
 既に、事業を開始していたが、本研究会の正式の設立は、昭和39年5月になる。茗台中学校の隣りにあった東京都社会福祉会館で設立総会を行い会則を制定した。初代会長には、設立の音頭取りであった田島寛一氏が推挙された。
 構成は、都府県の研究組織の連合体とし、会費は、1都府県(構成単位)当り年額5,000円というものであった。このことからもわかるように、当時の本会の財政規模は、今では、想像もできないような小さいものであった。それでも、各府県から会費を集めるのは、容易なことではなかった。
 新設教科発展の基盤づくりをとの願いを込めて、さきに設立準備会での決議に従い、群馬県桐生市で、第1回全国大会が開催された。約1,500名の参加者を得て、予想外の盛大なものであった。


2 研究大会全国大会のあゆみ
(1)第1全国大会の開催
@ 開催日 昭和37年10月25日(木)〜26日(金)
A 開催地 群馬県桐生市
B 研究主題 技術・家庭科運営上の諸問題、学習指導の方法
C 分科会
  第1分科会…技術・家庭科の運営
校長を主たる参加者とした分科会であって、技術・家庭科の発足に伴う施設・設備内容・充実方法 や生徒に負担させる実習費のことが発表や討論の中身となった。
第2分科会…男子向きの指導について
最近のようにすべての領域の分科会が設けられたわけではない。職業・家庭科からの脱皮に際し、男子向き、女子向きの区別が設定されたこともあって、このような分科会の設定になったのであろう。
提案のタイトルには、「木材加工の考案設計」、「金属加工の考案設計」、「理科学習との関連」、「安全教育」等があった。「考案設計」などはよく議論に出てきた懐かしい用語で、復活させたい気もする。
第3分科会…女子向きの授業について
この分科会でのタイトルも懐かしい用語で占められている。「理論」「被服製作」、「設計製図」、「家庭工作」、「家庭機械」などであった。
パトカー先導の会場移動

第1回大会でとくに印象に残るのは、分科会への会場移動バスが市警察のパトカーの先導 だったことである。当時は今のような交通渋滞などがあったわけではないのだが、予定通り、円滑に大会が進行するようにと、市をあげて大会の運営に協力してくれたことの一つの表れだったのであろう。
D 記念講演
第1回であるからということもあって講師は、歯車研究の権威者として世界的な学者(元東北大学 教授、当時中央職業訓練所長)成瀬政男先生であった。先生は、当時の研究会幹部と共に講演のため の提示用具を製作するなど熱心に準備されて、講演に臨まれました。
「理論と実践」第1号の発行

 第1回の全国大会の直後に、折角の記念すべき大会の記録として、記念誌発行し全国にPRしよ うという話が持ち上がった。私などは、一応の記録とりのつもりで参加したのが、記念誌の編集を やれといわれて、苦労した思い出がある。その当時は、第1回大会だけのつもりだったので第1号 という表示もなく定価を250円として、各都道府県に割り当て消化してもらった資金もない状態での仕事だったので、スポンサーを見つけやっと印刷にこぎつけるという有様であった。また、都道府県に割り当てた残部を売りさばくため、本部役員が研究大会の会場で参加者に販売して、赤字解消を図ったものだった。


(2)第2回全国大会の開催
@ 開催期間 昭和38年11月6日(水)〜7日(木)
A 開催地 岡山県岡山市
B 研究主題 技術・家庭科運営上の諸問題
C 分科会
  校長分科会
 これは、主として、施設設備の問題と教育課程の問題を扱う分科会であったが、参加者は、校長主体ということで、校長分科会の名称が付けられた。現在は、参加者を限定しない「教育課程分科会」として続いている。
 この分科会で、「男子向き・女子向きの内容区分は非現代的である。女性を家庭に閉じこめておいてもよいのか。女子にも技術的内容を指導すべきである。」と意見発表があったことが記録されている。平成5年度からは、男子も家庭に引き留めようという改定がなされたことを当時の発表者はどんな気持ちで受け止めるであろうか。
男子向き分科会
 発表領域は、「設計製図」、「木材加工」、「金属加工」、「機械」、「電気」、「栽培」というものであった。
女子向き分科会
 発表領域は、「調理」、「被服製作」、「設計製図」、「家庭工作」、「家庭機械(電気と機械に分かれて発表)」であった。
初代会長 田島 寛一 正式就任(昭和39年5月:兼東京都技家研会長)

 昭和39年5月5日、東京都社会福祉会館で設立総会を開き、正式に設立を議決、会則を制定し、 役員を選出した。
 (会費は府県単位で5,000円とした)
会長プロフィール
 氏がとくに職業・家庭科との関係を深めたのは、校長として在任した東京都板橋区立板橋第三中学校が昭和27年に産業教育研究指定校を引き受けたことからである。
 当時の職業・家庭科は職業準備教育、職業指導の色彩の強いものであったが、設備充実には、産振法による補助金も交付され、当時の世情にも合致していて、実習に主眼をおく先導的な指導内容、施設整備は全国から注目を浴びたものである。同校(当時の職業・家庭科主任は本会四代会長本間直之)で公開した、旋盤で文鎮をつくるとか、3球ラジオを組み立てるといった実習例は技術・家庭科の発足とともに全国に普及していったのである。
 就職希望者の中学生に職業準備教育を実習を通して指導する目的で板橋区立産業教育共同実習所が設立されるや、初代所長として、初代主任本間直之とともに、運営に当たり、全国的な注目を浴び、多くの参観者を集めた。
 昭和39年の設立総会で氏は正式に初代全日本中学技術・家庭科研究会長(東京都文京区茗台中学校長)に推挙され、爾来4年間、早創期の研究会の基礎固めに献身された。氏は、アイディアを実践に移す、実行力の塊のような人物であった。「理論と実践」の発行は、前述したように、資金的には非常に困難な事業であったにもかかわらず強引に刊行を実現された。結局、今になってみると、この事業が本研究会の経済的基盤として成長し、今日を支えている基盤になったのであった。
 当時東京では校長は60歳で退職勧奨を受けるようなシステムになっていたので、昭和43年3月に現役を退かれ、第二代市倉会長にバトンを渡された。


(3)第3回全国大会の開催
@ 開催地 滋賀県大津市
A 開催日 昭和29年10月1日(木)〜3日(土)
B 研究主題 技術・家庭科運営上の諸問題
この大会は、実質3日間を使うという充実した企画であった。(結局実質3日欠けたのはこの大会 だけであった)。第1日全体会、第2日分科会、第3日公開授業・学校参観とした。
C 分科会 この大会から分科会が領域別に設けられ、次の9分科会が設けられた。
@ 校長部会  A 木材加工部会  B 金属加工部会  C 機械部会  D 電気部会  E 調理部会  F 被服製作部会  G 家庭工作部会  H 家庭機械部会
D 記念講演
演題 滋賀県大津市
講師 昭和29年10月1日(木)〜3日(土)
当時、日本の工業生産力が、米・ソについで世界第3位になってきており、工業立国が実現可能に なった背景をもっての講師内容は、説得力のあるものであった。私は、今でも、そのときに聞いた、「ブレーン・ストーミング」のお話が講師の話しぶりとともに脳裏に刻まれており、引用することも ある。


(4)第4回全国大会の開催
@ 開催日 昭和40年11月4日(木)〜5日(金)
A 開催地 静岡県静岡市
B 研究主題 技術・家庭科の基礎的技術と学習指導について
C 分科会 (1分科会に2〜3の領域を含めていた)
@ 設計製図、木材加工、金属加工  A 第2分科会 機械、電気  B 調理・被服製作・保育  C 家庭工作・家庭機械


(5)第5回全国大会の開催
@ 開催日 昭和41年10月31日(月)〜11月1日(火)
A 東京都 静岡県静岡市
全国大会の開催地を選ぶのに苦労した初期の頃、東京は、5年に1度くらい全国大会を引き受けようということになって、第5回と第10回の開催を引き受けていた。
B 研究主題 教育課程の諸問題
C 分科会
総合実習という領域があったが、分科会が設けられたことがないので、啓蒙の意味でそれを設定してみた。
@ 木材加工  A 金属加工  B 栽培  C 機械  D 電気  E 総合実習  F 調理  G 被服製作  H 家庭工作  I 家庭機械  J 家庭電気
第二代会長 市倉三作 就任 (昭和42年5月:兼東京都技家研会長)

市倉会長プロフィール
 担当教科は社会科であるが、千代田区立今川中学校教頭時代の校長が東京都職業・家庭科研究会長であったことから、本教科との縁ができた。田島初代会長の就任に際し副会長に推され、よき協力者として地道な職務に精励された。第5回全国大会(東京)では大会運営委員長として重要な役割を果たされた。これらの実績により第二代会長に推挙された。研究会はまだ経済基盤が弱い時代で、やりくりの苦しい時代を切り抜けていかれた。  <昭和42年、会費改訂…1都府県当たり8,000円>


(6)第6回全国大会の開催
@ 開催日 昭和42年10月25日(水)〜26日(木)
A 開催地 宮城県仙台市
B 研究主題 現場が望む学習指導要領試案
学習指導要領の改訂が進行していたので、本会としての改定案を本部提案として発表した。これが恒例となって、その後教育課程改訂のたびに本部が改訂について提案をまとめるようになった。
C 分科会 (ともかく全領域にわたって分科会を設定してみた)
@ 機械・総合学習  A 調理・保育  B 電気  C 家庭機械  D 電金属加工  E 家庭工作・設計製図  F 設計製図(男) G 木材加工  H 被服製作  I 栽培


(7)第7回全国大会の開催
@ 開催日 昭和43年11月5日(火)〜6日(水)
A 開催地 茨城県水戸市
B 研究主題
ア.全体会…学習効果を高めるには、どのような実習題材がよいか。
イ.分科会…学習内容を定着させ、創造的思考力の伸張を図る学習指導法の実証的研
C 分科会 @ 栽培・家庭工作  A 木材加工  B 金属加工  C 機械  D 電動機  E ラジオ・総合学習  F 被服  G 調理  H 家庭機械  I 教育課程
第三代会長 中村邦男氏就任 (昭和44年5月:兼東京都技家研会長)

中村会長プロフィール
 専門は農業であり、職業科、技術科とこの道一筋に努められた。文部省関係では、教材等調査審議会委員(職業・家庭)、教材等調査研究会小委員会委員(技術・家庭)、技術・家庭科運営の手引き作成委員、中学校各教科指導書作成委員(技術・家庭科)等としてこの教科の骨格づくりにかかわる重要な仕事を歴任された。
 都教委関係でも、中学校教育課程改訂委員、公立中学校教育課程編成要領委員、中学校教科指導(6教科)事例集作成委員会委員長等を歴任された。とくに専門を生かされて栽培教育については、直接多数の後輩の研究を指導され、多大な成果を上げられた。


(8)第8回全国大会の開催
@ 開催日 昭和44年10月29日(水)〜30日(木)
A 開催地 大阪市
B 研究主題 実習指導を効果的に行うには、どのようにすればよいか。
C 分科会 @ 施設・設備  A 教材教具  B 教育内容の系列化  C 教育内容の焦点化  D 創造的思考の追求  E 指導方法と学習の組織づけ  F 学習の個別化  G 主体的学習態度の形成
第四代会長 本間直之氏就任 (昭和45年5月:東京都技家研会長)

 本間会長プロフィール
 氏は板橋区立板橋第三中学校で田島寛一校長(後に初代技・家研会長)のもと産業教育研究指定校の研究発表で実績を上げられ、さらに板橋区立産業教育共同実習所の初代主任として実質的な運営に当たられ、全国的な注目を集められた。ついで、東京都初の技術・家庭科専任の指導主事に任用され、現場技・家教員から絶大の信頼を受け、また行政当局へも積極的に働きかけ、めざましい実績を上げられた。その間文部省関係では、教材等調査委員会委員、学習指導要領作成のための現場協力者等連続してこの教科の根幹づくりに関与され、さらに全国の技術・家庭科関係指導主事の先達としての役割を果たされた。
 校長として現場に戻ってからは、田島会長の片腕としてとくに研究組織の充実、後輩の育成と指導にあたられ、第四代会長に推されることになった。
 第四代校長としての大仕事は、中学校への産振補助金の打ち切り案を覆すことであった。当局への陳情に日夜努力され、復活不能とみられた補助金の継続を見事に成功された。
 昭和46年に、国立教育会館および都内10中学校で開催された第10会全国大会には、3,000名近い参加申込を獲得するというそれまでの最大規模のものとなった。


(9)第9回全国大会の開催
@ 開催日 昭和45年11月11日(水)〜12日(木)
A 開催地 神奈川県
B 研究主題 新指導要領に基づいた効果的な指導計画はどのようにたてたらよいか
C 分科会 @ 設計製図  A 家庭電気  B 金属加工  C 電気ラジオ  D 電気螢光灯  E 調理  F 木材加工  G 機械  H 家庭機械  I 被服  J 家庭工作  K 選択職業(工・家)


(10)第10回全国大会の開催
@ 開催日 昭和46年11月11日(木)〜12日(金)
A 開催地 東京
B 研究主題 新指導要領に基づく指導計画をどのように展開すればよいか
C 分科会 (新指導要領により領域名変更)
@ 木材加工  A 金属加工  B 機械  C 電気  D 栽培  E 住居  F 家庭電気  G 家庭機械  H 被服  I 食物
*このあと、東京での全国大会は10年ごととするよう申し合わせ。
*昭和47年度技術・家庭科学習指導要領第一次改訂完全実施


表2 改訂による新領域構成

区分 第1学年 第2学年 第3学年
男子向き 製図
木材加工
金属加工

木材加工
金属加工
機械
電気



機械
電気
栽培
女子向き 被服
食物
住居
被服
食物

家庭機械
被服
食物


保育
家庭電気

 発足後ほぼ10年の実践と社会情勢の変化から改訂の作業が進められた。生産技術か生活技術かという論議の結論は、生活技術であり、一般普通教育に属するものという立場をとった結果、表2のような領域構成となって現れた。
 各学年の領域ごとの授業時数は、20〜35時間、領域の学年配当にも弾力的に対応してよいことになっていて、柔軟に取り扱うことができた。

第五代会長 越川春樹氏就任 (昭和47年5月:兼千葉県技家研会長)
越川会長プロフィール
 昭和37年千葉県の研究会長に就任され、千葉県の研究組織の基礎を築かれた。その年、桐生市の全国大会の際に、田島氏から、38年に千葉で関ブロを引き受けてくれと頼まれ、短期間の準備で大会を成功させた。全国組織にあっては、政界との橋渡しにとくに手腕を発揮され、歴代会長から信頼を受け、ついに第五代会長に推された。
 会長としての大仕事は、学校単位会員制度を創設したことである。当時の鈴木教科調査官との連携、政界とのパイプをもって、年額100万円の補助団体への格上げに成功させた(現在の補助金額は250万円)。
 <会則・会費改訂…全国組織への加盟を学校単位とするように会則改訂を議決し、1校当たりの会費を200円、加盟校には、「技術・家庭科理論と実践」を2部ずつ配布するように改めた。このことによって、文部省からの教育研究団体補助金が従来の30万円から100万円に増額された>
<沖縄祖国復帰、県として研究会加入>


(11)第11回全国大会の開催
@ 開催日 昭和47年11月28日(火)〜29日(水)
A 開催地 宮崎県宮崎市ほか
B 研究主題 新指導要領に基づく指導計画をどのように展開すればよいか
ア.新指導要領に基づく指導をどのように展開すればよいか
イ.未来を指向し、科学的根拠に基づく学習指導の展開は、どのようにしたらよい
C 分科会 @ 製図  A 木材加工  B 金属加工  C 機械  D 電気  E 栽培  F 被服  G食物  H 家庭電気  I 家庭機械  J 住居  K 保育
第六代会長 宗像憲治氏就任(昭和48年5月:兼埼玉県技家研会長)
 翌年県教委に行政職として栄転されたため、在任は1年であった。


(12)第12回全国大会の開催
@ 開催日 昭和48年11月15日(木)〜16日(金)
A 開催地 山口県
B 研究主題 創造性を培い評価をふまえた効果的な学習指導は、いかにあるべきか
C 分科会 @ 電気  A 金属加工  B 食物  C 機械  D 製図  E 被服  F 保育  G 家庭機械  H 住居  I 木材加工  J 特別研究ー栽培
第七代会長 武政兼敏氏就任(昭和49年5月:兼神奈川県技家研会長)

<会費改訂 昭和49年5月、年額300円>


(13)第13回全国大会の開催
@ 開催日 昭和49年11月19日(火)〜20日(水)
A 開催地 愛知県名古屋市ほか
B 研究主題 授業の組織化はどのようにすればよいか
C 分科会 <会費改訂 昭和50年5月、年額500円>


(14)第14回全国大会の開催
@ 開催日 昭和50年10月7日(火)〜8日(水)
A 開催地 秋田県秋田市
B 研究主題 ひとりひとりの創造的能力や実践的態度を高める指導
C 分科会 @ 管理運営  A 製図  B 木材加工  C 金属加工  D 機械  E 電気  F 栽培  G 被服  H 食物  I 住居  J 家庭機械  K 家庭電気
第八代会長 伏木健氏就任(昭和51年5月:兼東京都技家研会長)
伏木会長プロフィール
 氏は二代会長市倉氏のもとで教頭兼技家兼事務局長を努められたのが、研究会に深くかかわるきっかけであった。当時は、研究会としての規模も小さく、各府県への発送荷物は、校長室で市倉会長とともに荷づくりされたとのことである。
 会長としての大仕事は、産振補助金の打ち切りに伴う事後措置のことであった。それは、技術・家庭科の備品、教材費を国庫補助金の中に組み入れてもらうことであった。綿密な備品、教材リストの作成、関係方面への陳情等が繰り返され、首尾よく、組み入れに成功されたのである。だが、その事務的取り扱いが誤って解釈されたりして利用のしかたがいきわたらなかったので、研究大会の折や研究会報でたびたび啓蒙の機会を設ける必要があった。途中で健康を損なわれ、定年を待たずに退職されたが、現在は、健康を回復されている。


(15) 第15回全国大会の開催
@ 開催日 昭和51年11月4日(木)〜5日(金)
A 開催地 埼玉県浦和市
B 研究主題 課題解決に迫る基本的学習課程の研究
C 分科会 @ 製図  A 木材加工  B 金属加工  C 機械  D 電気  E 栽培  F 被服  G 食物  H 住居  I 家庭機械  J 家庭電気  K 保育  L 教育課程
<会費改訂 昭和52年5月、年額600円>


(16) 第16回全国大会の開催
@ 開催日 昭和52年11月10日(木)〜11日(金)
A 開催地 兵庫県
B 研究主題 学びとる力を高める学習を通して創造的能力と実践的態度を育成する。
C 分科会 @ 管理、住居  A 木材加工  B 被服  C 電気、被服  D 金属加工、家庭電気  E 栽培、木材加工、食物  F 製図、家庭機械  G 電気、食物  H 木工、保育  I 電気、被服  J 製図、住居  K 機械、保育


(17) 第17回全国大会の開催
@ 開催日 昭和53年11月1日(水)〜2日(木)
A 開催地 鹿児島県鹿児島市
B 研究主題 一人一人の技術活用力を伸ばす学習指導はどのようにしたらよいか
C 分科会 @ 木材加工  A 金属加工  B 機械  C 電気  D 栽培   E 食物  F 被服  G 保育  H 住居  I 家庭電気  J 教育課程
<会費改訂 昭和54年5月、年額700円>
<北海道学校単位加盟>
<沖縄県九州ブロックに加盟>
*沖縄、北海道の学校単位加盟により、全都道府県の加盟が完了。


(18) 第18回全国大会の開催
@ 開催日 昭和54年11月1日(木)〜2日(金)
A 開催地 鳥取県
B 研究主題 ひとりひとりの技術的能力をのばす学習指導はどのようにしたらよいか
C 分科会 @ 木材加工  A 金属加工  B 機械  C 電気  D 被服   E 食物  F 住居  G 保育
第九代会長 帖地信行氏就任(昭和55年5月:兼東京都技家研会長)
帖地会長のプロフィール

氏は、昭和39年東京都教育委員会指導主事に任用され、技術・家庭科のみならず、生活指導等も担当された。技術・家庭科の指導に当たっては、都内のみならず、沖縄も含めて、全国的に指導の手を陳べられた。5年間台東区教育委員会指導室長として行政に携われた後、中学校長として現場に復帰された。
 氏が会長として在任された期間には、東京で全国大会が開催され、それを成功に導くために、行政側在任時代に培われた人脈を生かし各方面に働きかけられ、必要な支援態勢をとりつけ、大会を成功に導かれた。また、北海道での全国大会が開催され、全国からの参加者を得て、成功を収めたことも、本会の歴史からみて輝かしい事業であった。


(19) 第19回全国大会の開催
@ 開催日 昭和55年10月30日(木)〜31日(金)
A 開催地 富山県富山市
B 研究主題 新指導要領に即応した望ましい学習課程の構成と実践
C 分科会 @ 金工1  A 被服1  B 機械1  C 電気1  D 食物1  E 住居  F 機械2  G 金工2  H 保育  I 電気2  J 住居  K 木工1 L 被服1  M 木工2  N 栽培  O 電気  P 被服2  Q 食物2


表3 第2次改訂による領域構成と標準履修学年 (昭和56年より実施)


 
 






















































70
     
 
70
 
105
技 術 系 列 家 庭 系 列


(20) 第20回全国大会の開催
@ 開催日 昭和56年11月12日(木)〜13日(金)
A 開催地 東京都(23区および多摩地区)
B 研究主題 豊かな人間性の育成をめざし生徒自らの学習意欲を高めるためには、どのように指導すればよいか。
C 分科会 @ 木材加工  A 金属加工  B 機械  C 電気  D 栽培  E 食物  F 被服  G 住居  H 保育  I 教育課程  


(21) 第21回全国大会の開催
@ 開催日 昭和57年10月20日(水)〜21日(木)
A 開催地 山形県山形市
B 研究主題 課題の解決力を高める学習指導はどうあればよいか。
C 分科会 @ 木材加工  A 金属加工  B 機械  C 電気  D 栽培   E 食物  F 被服  G 住居  H 保育  I 管理運営
<会費改訂 昭和58年5月、年額900円>


(22) 第22回全国大会の開催
@ 開催日 昭和58年9月20日(火)〜21日(水)
A 開催地 北海道札幌市
B 研究主題 技術的実践力を育てるはどうあればよいか。
C 分科会 @ 木材加工  A 金属加工  B 機械  C 電気  D 栽培   E 被服  F 食物  G 住居  H 保育  I 管理運営
第十代会長 葛岡啓一氏就任(昭和59年5月:兼東京都技家研会長)
葛岡会長プロフィール
 氏が研究会に関与するようになったのは、板橋三中に赴任した折の校長が田島寛一氏(初代会長)、職・家主任が本間直之(四代会長)であった縁からであろう。氏は文部省関係では、教材等調査小委員会委員および教育課程改訂の現場協力者として、技術・家庭科の誕生から第2次の改訂まで参画した教科の生き字引的存在である。研究会では、研究部長を経て事務局長を歴任された。とくに事務局長は、武政会長時代から10年務められ、学校会員制を育て上げながら研究活動と会運営の近代化を推進された。本会の研究大会が毎年盛大に行われ、しかも数年先まで予定が立てられるのは氏の敷いた路線のおかげといえよう。本研究会が、中学校の1教科の研究団体として破格の文部省補助金(昭和63年において、250万円)を支給されているのも氏の長期的、計画的活動路線といえよう。


(23) 第23回全国大会の開催
@ 開催日 昭和59年11月8日(木)〜9日(金)
A 開催地 和歌山県
B 研究主題 意欲的に取り組める題材と指導法はどうあればよいか
C 分科会 @ 選択  A 食物  B 木材加工  C 保育  D 機械   E 栽培  F 金属加工  G 電気  H 被服  I 住居


(24) 第24回全国大会の開催
@ 開催日 昭和60年11月21日(木)〜22日(金)
A 開催地 沖縄県
B 研究主題 学習意欲を高め、工夫し創造する能力を育てる学習指導はどのようにすればよいか
C 分科会 @ 栽培  A 食物1  B 金工1  C 食物3  D 機械2 E 食物2  F 管理運営、木工2  G 保育  H 木工2  I 電気1  J 被服1  
<会費改訂 昭和61年5月、年額1,000円>


(25) 第25回全国大会の開催
@ 開催日 昭和61年11月6日(木)〜7日(金)
(この時期を出雲では、神あり月という)
A 開催地 島根県出雲市ほか
B 研究主題 生徒一人一人の自己学習力を育成するための指導は、どのようにしたらよいか
C 全体会場 出雲市民会館
D 全体会講師 勝部領樹(NHK) 「21世紀の教育への提言」
E 分科会 @ 木工  A 金工  B 機械  C 電気1  D 電気2  E 栽培   F 被服1  G 被服2  H 食物  I 住居  J 保育  K 教科経営


(26) 第26回全国大会の開催
@ 開催日 昭和62年10月15日(木)〜16日(金)
A 開催地 新潟県長岡市
B 研究主題 学習の喜びを味わわせる課題追求の指導課程は、どうあればよいか
C 全体会場 長岡市厚生会館
D 全体会講演 「河井継之助とその時代」
E 講師 中島欣也(元新潟日報常務取締役)
F 分科会 @ 木材加工  A 金属加工  B 機械  C 電気  D 栽培   E 被服  F 食物  G 住居  H 保育  I 教育課程
第十一代会長 北島義治氏就任(昭和63年5月)


(27) 第27回全国大会の開催
@ 開催日 昭和63年10月20日(木)〜21日(金)
A 開催地 長野県松本市
B 研究主題 一人ひとりが生きる技術・家庭科の学習
C 全体会場 松本市民会館
D 全体会講演 「これからの技術・家庭科教育」
講師 横浜国立大学教授 鈴木寿雄
E 分科会 @ 木材加工  A 金属加工A  B 金属加工B  C 機械  D 電気A   E 電気B  F 栽培  G 食物A  H 食物B  I 被服  J 教育課程、住居
*電気B分科会において情報基礎(選択)の授業が公開され、参加者多数のため体育館が使われた。


(28) 第28回全国大会の開催
@ 開催日 平成元年10月19日(木)〜20日(金)
A 開催地 福島県福島市
B 研究主題 創造性をのばし、実践力を育てる学習指導はどうすればよいか
C 全体会場 福島県文化センター
D 全体会講演 「高度情報化社会と学校教育」
講師 東京情報大学学長  林 雄二郎
 
フォーラム
 
フェア情報


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