5.成果と今後の課題

(1)成 果

@ 指導計画を見直し、問題解決的学習過程を多く取り入れることにより、生徒一人一人が「課題を見つけること、発見から〜反省・評価〜新たな課題の発見〜」へと自主的な学習態度が見られるようになってきた。


A 毎日の生活の中から生徒自身が必要と認める課題を発見することが多くなり、学習意欲の向上につながり、学習したことが家庭でも実践・活用する実践的な態度が見られるようになってきた。


(2) 今後の課題

@ 問題解決的な能力がどの程度伸張しているのか、生徒自身が測定できる具体的な評価の工夫がさらに望まれる。

A 生徒一人一人に応じた柔軟な学習をすすめることによって、一人一人の生徒の課題は異なってくる。

生徒のとって、インタ−ネットなどの情報の活用・資料収集の力は、かなり高まってきているが、教師の支援・援助のための学習カ−ドや学習資料などは、まだまだ不十分に思われる。