第43回関東甲信越地区中学校技術・家庭科研究大会 千葉大会
第4分科会「情報とコンピュータU」     

山武支部「支部トピックス」でも開催の様子がごらんいただけます。

会場:芝山町立芝山中学校

1.公開授業の様子

・本時の題材「職場体験学習をWebページで紹介しよう」
・授業の概要
 生徒各自が制作したWebページを,相互評価やGT(ゲストティーチャ−)からのアドバイスを受け,画面を見やすく,情報を分かりやすく伝えるために修正する学習である。アドバイスの内容は,文字や背景の配色,文字のフォント,ページ構成などであった。
・写真
GTからのアドバイスを元に今日の目標が見つかったかな。

2.授業研究・提案発表

・授業者の反省(芝山町立芝山中学校 林 正浩 教諭)
 入学当初,コンピュータの基礎的知識や技能の差が大きいので,1学年に「情報とコンピュータT」を取り入れ,操作や入力の指導をしている。2学年では,総合的な学習の「職場体験学習」とのクロスカリキュラムとして位置付け,問題解決能力の向上を図るため,課題設定を段階的に高めている。また、GTを活用し,意欲の向上に努めている。

・提案・発表(大網白里町立増穂中学校 竹澤 英樹 教諭)
 「Webページの制作学習を通して,確かな知識と技術を身につけ,問題解決能力を育てる学習指導のあり方」として,
   @基礎・基本の洗い出し表の作成 
   A問題解決能力の育成を図るための段階的課題設定の工夫 
   B制作意義が実感できる主題材の検討 
   C自ら課題を解決する学習を補助するワークブックの工夫 
   D個に応じた指導の工夫 E適正な自己評価観の育成 について研究を行った。

3.提案発表・研究協議

 提案発表
・提案@ 茨城県 高岡 成郎 先生

 「自ら課題を解決しようとする力を育てる学習指導の工夫」として,
   @「学びがい」のある学習素材としてのエネルギー変換を利用した作品の製作 
   Aディジタルポートフォリオ(スタディーノート)の活用 について提案を行った。

・提案A 新潟県 関原 和人 先生
 「生きる力を育てる学習過程や評価の工夫」として,
   @生徒がイメージしやすい目標(環境保護アニメ,公共広告機構のテレビ広告)の提示 
   Aマスター(A十分満足できる生徒)を用いた学習過程の工夫 について提案を行った。


 研究協議
   ・GTの活用の回数・予算・人材・打合せについて,質疑応答がありました。
   ・クロスカリキュラムの評価の仕方について,質疑応答がありました。
   ・ディジタルポートフォリオの位置付けと評価について,質疑がありました。
   ・マスター生徒の活用場面について,質疑応答がありました。


 指導助言
・平井 聡一郎 先生(茨城県教育庁義務教育課)
 ○学びの必然性と目的意識 ○他教科との連携と評価のすみ分け

・阿部 昌人 先生(千葉大学教育学部)
 ○デジタルポートフォリオの評価と有効性 ○情報モラル

・菅藤 孝 先生(千葉県教育庁東上総教育事務所)
 ○段階的な課題設定 ○課題解決学習をメインにした学習 ○GTの効果的な活用