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| 主題設定の理由 |
高度情報社会の真っただ中にいる子どもたちは、願えば様々な知識を得ることができる便利な環境にいる。しかし、その反面、便利すぎるゆえに失っている力もいなめない。それぞれが持っている多様な個性・能力を生かし自分の人生を主体的に切り開いていく（自立）力、多様な価値観の中で共生し支え合い、高め合い、社会に参画していく能動的な（協働）姿勢、そして、これらを通し新たな価値を創造していける人が、これからの社会で生き生きと活躍できると考える。
この考えに基づき、学習指導要領において、技術・家庭科では、生活に必要な基礎的・基本的な知識・技術の習得とともに、それらを活用し課題を解決するために工夫し、創造できる能力の実践的態度を基盤に据え、新たな課題解決に向けて、将来にわたって持続可能な社会の構築に向けて力強く生きぬく力が必要であることから、研究主題を「これからの社会を生きぬく力を高める技術・家庭科教育」とした。
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