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主題設定の理由

研究主題設定の理由をお知らせします。

令和7年度 主題設定の理由

【新学習指導要領における「技術・家庭科の目標」】
 生活の営みに係る見方・考え方や技術の見方・考え方を働かせ
 生活や技術に関する実践的・体験的な活動を通して、
 よりよい生活の実現や持続可能な社会の構築に向けて、
 生活を工夫し創造する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。            
 (1)生活と技術についての基礎的な理解を図るとともに、
    それらに係る技能を身に付けるようにする。
 (2)生活や社会の中から問題を見いだして課題を設定し、
    解決策を構想し、実践を評価・改善し、表現するなど
     課題を解決する力を養う。
 (3)よりよい生活の実現や持続可能な社会の構築に向けて、
    生活を工夫し創造しようとする実践的な態度を養う。

 社会の発展に伴い、技術・家庭科で扱う知識や技能は増え続け、求められる生徒像も大きく変化してきた。技術・家庭科に求められていることは、知識や技能の習得に終始するのではなく、よりよい社会の実現や持続可能な社会の構築に向けて課題を解決する力や実践的な態度を養うことである。
 新学習指導要領における技術・家庭科の目標には「よりよい生活の実現や持続可能な社会の構築に向けて、生活を工夫し創造する資質・能力を(次のとおり)育成する」とあり、(1)基本的な理解と技能を見つけ、(2)課題を解決する力を養い、(3)実践的な態度を養うとなっている。それがそれぞれ評価の(1)知識・技能等、(2)思考力・表現力・判断力等、(3)学びに向かう力・人間性等とリンクしている。
 課題を解決する力を養う流れとしては、問題を見いだし、解決策を考え、実践を評価改善し、表現するとある。しかし、実際にどのように問題を見いだし、どの程度の解決策を考えさせ、どのように評価させ改善させるか、十分な実践が行われていないように感じている。授業の中でも取り組みにくい部分であり、全国的にも研究に取り上げられている例が少なく、教科調査官も実践が進んでいないこと今年度の会議で指摘している。
 また、青森県の研究の流れとしては、R4年度(東北大会)では研究主題を「自らの生活を工夫し、よりよい社会を創る技術・家庭科教育〜見方・考え方を働かせる学習指導の工夫〜」とし、そのまとめ(反省)では授業実践シート「見方・考え方ツール」や「見方・考え方ワークシート」の有効的な活用方法、そして、見方・考え方を働かせる学習指導の工夫における評価の在り方について、実践を通して今後も検証しなければならないと締めくくられている。
 そこで、これまでの研究を活かしつつ、生徒の「学び方」に着目し、生徒が自ら課題を発見し、自分事として課題解決に向けて取り組む力を養うための指導方法について研究を進めたいと考えた。
 なお、「持続可能な社会の構築」に関しては学習指導要領で「生活の営みに係る見方・考え方」の説明として「家族や家庭、衣食住、消費や環境などにかかる生活事象を、協力・共同、健康・快適・安全、生活文化の継承・創造、持続可能な社会の構築等の視点で捉え、よりよい生活を営むために工夫すること」となっており、特定の内容だけで扱う視点ではないことが示されており、どの内容・学年でも扱える内容であると考える。